耐水性

  • 投稿日:2011年10月25日
  • 更新日:2012年3月 9日
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レインウェアで求められる指標として耐水性、撥水性、透湿性、機能性、強度、軽量性があります。

耐水性とは

表地から水圧をかけたときに裏側に水が染み出すまで、どの程度耐えられるかという性能です。

JIS規格では耐水圧2000mm以上がレインウェアと認定され、生地の上に2000mm(2m)の水柱を立てたときのその圧力で3滴の水が染み出た時点の数値がその防水素材の耐水圧となります。(試験方法 JIS L 1092 B法(高水圧法))

これが低いと、雨が降ったとき濡れた場所に座ったときに水がウェア内に染みやすくなる。濡れた場所に膝をついたり、肘をついたりしたときにレインウェアの 生地に局所的に水圧がかかり、耐水圧が低いと中に水が染みてきます。

登山においては、縦走テント泊などでザックが重い場合は、ショルダーベルトが乗ったジャケットの肩の部分に水が染みる こともあります。

体重75kgの人が座り込むと約0.2kg/cm2の圧力がレインウェアのパンツお尻の部分にかかり、膝をついている時は、約1.1kg/cm2になると言われて います。 

0.2kg/cm2の圧力を耐水圧に換算すると 2,000mm、1.1kg/cm2の圧力をを耐水圧に換算すると11,000mmになります。

(因みにゴアテックスの低水圧は初期値で45,000mmと非常に高い耐水圧があり高性能です)

 

どの程度の耐水性が必要なのか?

求められる耐水性は用途により異なると思いますが、

  • 体重75kgの人が座り込んだとき ⇒ 耐水圧に換算すると2,000mm
  • 体重75kgの人が膝をついたとき ⇒ 耐水圧に換算すると11,000mm

となります。

レインウェアは購入後に劣化により性能は低下していきますので、それを考慮して20000mm程度あればよいと思われます。

実際に、過酷な状況が想定される登山用のレインウェアの耐水性は20000mm以上あるものがほとんどです。

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