防水スプレーでは防水されない!?

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ちまたに溢れる防水スプレー。

私はいつもこの”防水スプレー”という響きを聞いて、違和感を感じずにはいられません。

なぜなら、防水スプレーはそれほど防水しないからです。

 

国語辞典では、

防水 : 水がしみこむのを防ぐこと。水が入ったりしみこんだりしないように処理・加工すること。

という意味になっています。

 

市販されている防水スプレーをちゃんと表現すると撥水スプレーとなります。(撥水に詳しく知りたい方はこちら

防水というと耐水圧があるように聞こえてきますが、スプレーをかけても耐水圧はほとんど無く、撥水するだけです。(耐水圧についてはこちら

 

例えば傘のように最初からナイロン生地に耐水圧を持たせたウレタンコーティング(耐水圧は約1000mm)された生地に市販の防水スプレー(撥水スプレー)をかけると水がコロコロと転がって、傘のナイロン生地はほとんど濡れません。

しかし、普段着ている綿のTシャツやランニングシューズなどに防水スプレーをかけても、それを着て雨が降っている外へ出たらすぐに内側がベチャベチャに濡れます。

それは生地自体に耐水圧がないため、雨が降ってきた勢いに耐え切れずに防水スプレーした生地を通過して内側に侵入してしますからです。

 

つまり、防水スプレー(撥水スプレー)はある程度の耐水圧を持った素材に使うことで効果があるのです。

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