気象庁 梅雨入りを発表 平年より12日早く

  • 投稿日:2011年5月29日
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最近の天気を見て、「梅雨っぽいな」とは思っていましたが、どうやら本当に梅雨入りしたみたいです。

 

 気象庁は27日、東海地方と関東甲信地方が梅雨入りしたとみられると発表した。東海地方の梅雨入りは平年より12日、昨年より17日早く、統計開始以来では3番目の早さ。静岡地方気象台は「日本の西側に気圧の谷が発生し、雨が降りやすくなっている。台風2号が近づいていることも考慮されたのでは」と、分析した。

 静岡県内は27日正午までの12時間で、天城山(伊豆市)が最高となる7・0ミリの総雨量を観測。浜松、静岡はともに0・5ミリだった。

 今年は4月末の沖縄と奄美を皮切りに、5月23日には九州南部、26日には四国、中国、近畿と、いずれも平年より10日前後早く梅雨に入った。春の空気と夏の空気の境目にできる梅雨前線の北上が早めだ。

 気象庁は「季節の移り変わりは一進一退を繰り返す。今回はたまたま『一進』の部分で、前線の北側の寒気と南側の熱帯の大気の動きのタイミングが合って、早めの梅雨入りとなっている」と説明。「南海上の台風2号も梅雨前線を北へ押し上げ、活発化させる要因になった。日本だけ見ると季節の進み方が早く感じるが、アジア全体の大気の流れを見れば、季節進行自体が特に早まっているわけではない」という。

 度重なる余震や雨で地盤が緩んでいる東日本大震災の被災地では、迫る梅雨入りに警戒感を強めている。東北地方の平年の梅雨入りは北部(青森、岩手、秋田県)が6月14日ごろ、南部(宮城、山形、福島県)が同12日ごろだが、東海などと同様に早まる可能性がある。

 被災した沿岸部は海の間近まで山が迫り、避難所や仮設住宅が山沿いにあるケースが多い。国土交通省は岩手、宮城、福島3県の計210カ所の避難所が「土砂災害危険箇所」に隣接していると指摘している。

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