ゴアテックス vs E-Vent!マウンテンハードウェアのDry.Q Eliteの中身はE-Vent!?

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ゴアテックス と E-Vent。さらには、最近でてきた高性能防水透湿性素材のDry.Q Elite。

その関係を解明する書き込みを2ちゃんねるで発見!

 

E-Ventを開発したのが英国BHA社
現在E-Ventの権利を持っているのがGE
近年、GEはE-Ventを各アウトドアメーカーが独自に付けた名前で売りだすことを許諾した
だから、MHW(経営陣はコロンビア)は、MHW製品に使ってるE-VentをDryQ Eliteという名前で売りだした
これとは直接関係無いが、GEは同じPTFE系防水透湿素材であるゴア社を
独占禁止法抵触として訴えを起こしている 他の防水透湿素材を長年にわたる工作で業界から排除してきたというものだ
コロンビアのゴア社決別宣言の強気は、このようなGEという後ろ盾があることも関係している

 

性能はゴアテックスとE-Ventはほぼ拮抗していると思う
ただ両者の顕著な違いは、E-Ventには通気性があるがゴアテックスには無いということ

もともとゴアテックスはPTFEの有孔膜のみを製品としており、通気性を持たせていた
(今でもテントに使われるゴアテックスはこのタイプ 第一世代ゴアテックスと呼ばれる)
しかし、PTFEは化学的にどうしても油に弱く(親油性)、油を吸うといっぺんに耐水性・通気性が劣化する
そこで、このPTFEに何らかの処理を施す必要性が生じ、BHA社とゴア社のアプローチに差が出た
ゴア社は、PTFEをポリウレタン膜で覆うことでその欠点を克服した
このポリウレタン無孔膜により通気性は無くなったが、耐水能力とメンブレン強度の向上を獲得した
肝心な透湿性能は、ポリウレタンに持たせた親水基によりH2O(水分子)が分子間移動で内側から外側へ運ばれてそこで蒸発し、
無孔膜導入によっても落ちることが無かった それどころか、水蒸気でなくとも(大きな水滴であっても)
同じように透湿出来るというのが大きな利点である

一方、BHA社は(詳しいことはよく知らないけど)PTFE自体の表面に分子レベルでの処理を施し、
PTFEから油を弾かせる技術を確立した これがE-Ventである
他の素材で覆うことをしていないので、元々の通気性が保たれているというわけだ
ただ注意したいのは、通気性があるから直接優れているというわけではない
主に求められる機能は防水透湿であって、通気性は人の好き好きで選べばいいと思う
まあ具体的には、暑いと感じる状態の時は通気性があったほうが、衣服内で体温に温められた空気が
外に出ていきやすいから適していると言えるかもしれない
また、E-Ventは水蒸気を通すことによって透湿機能を保っているので(それはPU導入前のゴアも同じだが)、
水蒸気以外、例えば液体の水をべっちょり内側からくっつけても透湿してくれないので注意
速乾性能のインナーを内側に着ることが求められる(素肌はNG)
DryQ EliteもE-ventの性質と基本的に同じだが、さらなる細かい改良はされているかもしれない
(接着剤や製法の改善など・・・それはゴア社も同じだが)
そこらへんはなかなか情報が無いね 

ゴアテックスは元々デュポンの研究員であるビル・ゴアという人が開発し、
ドロップアウトしてゴアテックス社を起ち上げて今に至る 一方E-Ventの親玉はGEだ
ということは、昨今の動向は、表向きには出てこないが、デュポン対GEの化学分野における企業戦争が
この防水透湿素材についても発生していると考えていいのではないかと思う

 

この書き込みを見る限り、かなり信憑性が高いと感じます。

とても勉強になります。

元記事はこちら

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